2018年11月03日
私たちが、会員様にお相手を考えるとき、会員様から聞いたお相手条件から判断するので、当然その情報が「先入観」となるわけです。
この先入観には条件だけではなく、過去にその会員様がお申し込みをしたり、お申し込みを受けたりする履歴を基に作り上げられる「先入観」もあります。
これを強烈に感じた出来事が起こったのは、一年ほど前のことなのですが、長年婚活に苦労を強いられていた女性ですが、お相手に求める条件が高く我々も大変苦しい活動をしていました。彼女の条件は、高学歴、高年収、醤油顔で年齢の上限は5歳まで、そして極めつけ付けは同じ市内にお住まいじゃないといけない。そんな厳しい条件ですから、書類選考段階でほぼNGとなりお見合いにも進みませんでした。あるとき、彼女がお見合いではなく偶然だったのですが、同じ当社の男性会員様と出会うチャンスがあったのです。条件で選んだのではなくほぼ先入感のない出会いです。結果、その男性とご成婚となったのです!驚いたのは、彼の条件です。先に書いた彼女の希望条件とはかけ離れた方だったのです。つまり彼女の決め手は会った時のフィーリングだけだったのです。
また同じような例にはなりますが、先日の例で言うと、ある会員様がパーティーに参加されたのですが、そこでカップリングしたお相手が、我々が絶対にご推薦することが無いような方だったんです。
会わないとフィーリングは掴めませんし、会った感覚が一番重要なのに、会う前の書類でNGにしてしまうことが如何にチャンスロスなのかを本当に感じるのです。
この先入観が我々や会員様の足かせになっているんだなということにようやく気づけたのですが、このことを会員様にどのように伝えたら良いのかが難しいのです。目に見える条件で大方の会いたい会いたくないが決定されてしまい、会いたくないものは会いたくないという気持ちのまま会ったところで、スタート時点からマイナススタートとなり、プラスに持って行くのが大変だからです。つまりダメだったときに「やっぱり会わなかった方が良かった」となってしまうのは大変残念なことなのです。
でもね、そんな会わなければ良かったと思ってしまうご縁であっても、実際はすべて経験値になっていますし、その経験値こそがご成婚への必要なステップなのです。
だからどんなご縁であっても本当は会えるチャンスがあれば、進んで欲しいです。そこに最高のご良縁が待っているかもしれませんよ。やっぱり先入観は捨てないといけませんね。反省。
by ジャック
2018年11月03日|結婚お役立ち情報