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2017年09月07日

同居と結婚の関係性について考えてみました

今の結婚難を生み出したのは男女共同参画による日本の封建的社会の崩壊にあると思うのです。

昔は、男性は外で働き、女性が家を守る。

一家の収入は男性の働きに委ねられるのですが、終身雇用で給与もある程度昇給をした時代と、現在の状況とでは大きな差が生じています。

つまりもう男性一人の給与で一家の生活を賄うというよりは、女性もそれなりの所得が確保できる時代となったので、共働きにより得られた二人の給与の合計の収入を一家の世帯年収と考えてやり繰りをする時代となったのです。

私たちがカウンセリングで、よく男性から話を伺う問題は、男性の親御様との同居の問題です。

つまり、自分の親御様との同居を望む男性に対して、絶対に嫌な女性。

今の30代、40代の男性は、将来的には自分の親御様との同居を望んでいることが多いのですが、なぜ望むのかというと自分が子どもだったときの家庭のスタイルが3世帯同居が当たり前だった時代背景があり、それが頭のどこかで当然のこととしてあるのです。

しかし、前述の通りそのスタイル自体、時代とともに変化をしていて、男女共同参画下においてはトレンドではなくなり、今は昔の話になってきているのです。

今のご時世で男性が同居の話を口にして、喜んでお嫁に来てくれる人を探すことが非常に困難になってきているのはこれまた必然で、男性は同居の考え方をかえるか、同居してくれる女性に優先順位を最重要項目とし、その他の条件は一切文句を言わない、それくらいの条件を広く考えて何とかお相手探しができるのです。

しかし、男性の方で、この他の条件を一切文句を言わないと言うことができる方は本当に少ないのも現状です。タイプではない・・・、ちょっと体型が・・・、住んでいるところが遠い・・・などなど、やはりお相手に求める条件が出てくるものです。

つまりこうです、見た目もタイプで、やせ形、三重県に住んでいる子で大卒+同居可能な方を希望します・・・

そうなると結婚自体難しいとなるのです。

男性が一人で一家の大黒柱になっているのであれば、「俺の両親と一緒に暮らしてくれ」と言っても良かったのかもしれませんが、今そんなことを言ってしまえば、「では別の女性に面倒を視てもらってください」と言われてしまうのが関の山です。

時代は移ろい、トレンドも変わるのです。

ちなみに、我々世代の親御様は、まだまだ同居が当たり前の時代で育ってきました。そこで苦労をしてきた年代でもあります。だからこそ、親御様ご自身が、息子の嫁との同居の考え方に寛容な方が多いのも事実なんです。

長男だからと言って同居はマスト!と勝手に思い込んでいませんか?

意外と、親御様に聞いてみると同居なんて絶対に嫌だとおっしゃる方も少なくないのです。

バブル時代に生まれた私は、大学生の時に経験したような浮かれた気持ちをいつまでも忘れることができず、思い描いていた未来と照らし合わせると酷な現実を受け入れることができないこともあります。

ただ、その変化について行けなければ、いつかは自分に不利益として帰ってくるだけです。

古い凝り固まった考えを柔軟に対応できるように揉みほぐして行かないといけないのですね。

同居が必要だと思ったのなら、もう一度親御様に聞いてみてください。本当に親御さんは結婚後にあなたとの同居を望んでいるのですか?

by ジャック

2017年09月07日|結婚お役立ち情報

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