2018年03月17日
最近耳に留まることが多いので、今日の話題にしたいと思います。
たまたま我々が所属する団体の会報誌を読んでおりましたら、夫婦の結婚時の就業状態について書かれた記事がありました。
統計の数字が国勢調査がベースになっていますので、比較が国勢調査が行われた平成22年と平成27年となります。
平成22年度時には共働き世帯が67.9%で、それが5年経った平成27年度には73.8%まで増加しているのです。具体的には5.9%も増加し、それに伴って我々の親世代のトレンドである専業主婦世帯の割合が5.4%も減ったというデータでした。
1986年に施行された男女雇用機会均等法により、それまでの「男性が外で働き、女性が家を守る」という封建的な社会の仕組みは崩壊し、女性も男性と同じように社会に出ることが可能になったのです。
その反面で、男性の年収はそれまでのような右肩上がりに増え続けるモデルから、年収が低止まりするようになり、女性も働かないと家庭が回っていかない時代へとなったのです。
婚活をしている女性に聞くと、「結婚後も働きたい」という方は非常に多いのでこれ幸いですが、専業主婦をしたい女性に取っては、それができない時代になったとも言えます。
何が良いのか分かりませんが、今を生きるしかないので、ある状況に沿った生き方を選択するほかないのです。
当然男性もハイスペックが方もたくさんいます。年収も高い方も多いです。しかし、その方々には当然ライバルも多いのが現状ですから、考え方を少し変えていただかないといけない状況も生まれてくる可能性があるのです。
一番しっくりと落ち着くのは、年収も大事ですが、それは世帯年収という考え方で落ち着けることです。
夫婦で合算した年収で生活を考える。その代わり、男性も家事を分担して、イクメンになれるように努力しないといけません。
家事なんて、、、それはできない、、、、では、結婚が遠のくだけかもしれませんよ。
お互いに頑張れば少々年収が低くても何とやっていけるものです。独身の時のように好き勝手して自由に給与を使っていては駄目ですね。好きなものを犠牲にすることが必要かもしれませんね。
最終的には、結婚って家族のために好きなものも犠牲にできるという「覚悟」が必要なのです。
by ジャック
2018年03月17日|結婚お役立ち情報