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2020年03月12日
ある会員様とやり取りをしている中で、改めて個人情報に関することをしっかりと話をさせていただきました。
我々はプロですから、会員様に対して最低限の保守義務がいくつかあります。その最たるものが個人情報の保護なんです。
だから、個人情報の取り扱いに関しては、なーなーにはできませんし、私は個人的に、他の仲人からも「ちょっと厳しすぎない?」って言われるくらいこの取り扱いには神経使ってやっています。まぁ、それくらいがちょうどいいのだと信じてやってるんですけどね。
で、本題ですが、個人情報でも特に取り扱いを注意しなければならいのが「機微情報」です。
機微情報とは、具体的にいえば、例えば、本籍地の都道府県以下の扱いや、思想や信条、宗教などに関する事項、また保険や医療に関する情報などが我々の業界でよく耳にすることですから、特に注意しなければならないものです。
その他には、人種や犯罪歴、デモ活動参加などの情報、労働組合などでの活動なんかもこの機微情報に該当するんです。
つまり、もう少し分かりやすく言えば、その情報が外部に漏えいしてしまった場合は、その本人へ与えるダメージが非常に大きかったり、場合によっては差別につながってしまう可能性がある情報は機微情報となり、私たちはその取り扱いを最大限に注意する必要があるのです。
もっと言えば、その情報を我々の口から伝えたことで、お見合いをするかしないかとか、交際に進むか進まないか、結婚するかしないかの判断に至ってしまうのであれば、それを伝えたことの責任は大変重いものになるのです。ただ例外としては、それらのリスクを伝えた上で、ご本人が我々に伝えることを許可してもらえているのであればそれは例外です。
ただね、そんな情報の扱いですから、我々も会員様から必要最低限しか聴いていませんので、そこを深く聞かれたところで答えに窮することも多いのです。
だから、仮に、以上のような情報を会員様から聴いてほしいと言われた場合は、基本的にはNGです。
つまり聴けませんと答えているのです。
しかし、この情報はご本人の口から聴いていただく分にはなんら問題ないことも多いために、多くの場合は、気になるようなら会員様にはお見合いの席で直接聞いていただいています。
以上のことを書くと回りくどく思われる方もいるでしょう。しかし、個人情報は本当に大切なんですよ。だから我々はそこにとことんこだわってサポートしています。
ときにご不便をかけることがあるかもしれませんが、それもすべて会員様のためなんです。
ここはご理解いただきたいポイントですね。
by ジャック
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2020年03月12日|結婚お役立ち情報